このカテゴリでは、Movable Typeにまだあまりなじみのない方向けへの、「Movable Typeとは何なのか」という説明を行います。
『Movable Type 4とは』カテゴリ内のエントリ一覧
- Movable Type 4概要
- Movable Type 4のライセンスについて
- Movable Type 4 を使用することのメリットは
- Movable Type 4は優れたCMSである
- Movable Type 4の動作原理
- 前バージョンとの相違点
- ブログ記事とウェブページの役割分担
- 企業サイトへの適用
- 権限の設定やグループ管理
- 管理者の役割
- デザイナーの役割
- 記事投稿者の役割
Movable Type 4概要
Movable Type*1とはシックス・アパート*2がリリースするウェブログ(Weblog)管理・構築システムです。Webサーバーへインストール(アップロード)し、以後Webブラウザを用いてWebアクセスしページ管理・生成などの操作を行います。
Movable Typeでは「テンプレート」と呼ばれるファイル群を「雛型」として、決まったデザインのページを生成します。これにより統一した外観のWebサイトを構築することが可能です。また、月別の記事リスト、カテゴリー別の記事リストなども自動的に生成することができます。「プラグイン」と呼ばれる拡張機能を用い、動作をユーザーが自分に合わせてカスタマイズすることも可能です。
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Movable Type 4のライセンスについて
Movable Type を利用するにあたり、法人や団体、個人事業での利用の場合はブログの内容に関わらずライセンスパックが必要です。Movable Type 4 の場合の基本ライセンスは、1サーバー、5ユーザーという条件にて52,500円です。
※ MTOSについては、ここでは述べません。
個人ライセンスについては以下を参照してください。
http://sixapart.jp/movabletype/license.html個人ライセンス(無償)
個人ライセンスとは、個人名義でダウンロードされ、個人所有のサーバーやレンタルサーバーで個人的な日記等を書くためのライセンスです。この用途であれば、アフィリエイトをおこなうことに問題はありません。
それ以外の目的でご利用の場合はライセンスパックをご利用ください。法人や団体、個人事業での利用の場合はブログの内容に関わらずライセンスパックが必要です。
また、個人ライセンスはインストール代行、サイト構築代行はできません。インストール代行、サイト構築代行にはライセンスパックをご利用ください。
個人ライセンスは無償です。
Movable Type 4 を使用することのメリットは
Movale Type4は優れたCMSです。Movable Type 4 を使用することには、従来のLegacy html Webと比較し、サイト作成・維持・管理などの点において、以下のようなメリットがあります。
- XHTML+CSS技術を用いてWeb標準構造でサイトを構築できる。
- サイトの外観の自由度が非常に高い。
- サイトを構成する文章はXHTMLであるために余計なコードを含まないためデータ量が一般的に少なく、インターネットブラウザでの読み込みが速い。
- サイトの外観をCSSルールに従って統一・加工させることができる。
- 膨大な数のサイト内リンクがある場合でも、自動的に、しかも正確にリンクが貼られる。
- フィードデータ生成を簡単に、しかも自動的に行える。
- コメントやトラックバック機能を標準で備え、ユーザーとの情報相互発信が行える。必要なければ設定にてOFFとすることも可能。
- サイトの管理・運営が比較的容易である。
Movable Type 4は優れたCMSである
コンテンツマネージメントシステム(CMS:Content Management System)は、テキスト・ファイル・画像などのコンテンツを構成するデジタルデータを統合的に管理・処理を行うシステムの総称です。
これまでは、ウェブページを作成・運用するには、(X)HTMLファイル・CSSファイルや、それを保存するディレクトリ、Webサーバー、データベースなどについての技術的・専門的な知識が必要でした。しかし、優れたコンテンツマネージメントシステムを導入することにより、これらの技術的・専門的な知識をシステムが補い、より円滑にサイトの維持管理が可能となります。
Movable Type 4では、各カテゴリー、ブログ記事、フォルダー、ウェブページ、アップロードした画像やファイルなどのアイテム、コメント、トラックバックに至るまで、Webコンテンツを構成する全てのデジタルデータが、管理画面より一元管理可能です。
Movable Type 4の動作原理
Movable Type 4は、Web上のWebサーバーへインストールされたCGIソフトウェアです。Movable Type 4の本体であるCGIへはWebブラウザを用いてアクセスし、全ての処理(設定、カスタマイズ、記事の投稿、管理)を行うことが可能です。
Movable Type 4では、公開ページとは別のWeb上のデータベース内へ全ての設定や記事が記憶され、CGIへ再構築の指示を行えばそのデータベースのデータから、サイトを構成する全てのWebページが出力先に設定されているアドレスへ生成される仕組みとなっています。
生成されるサイトの外観やディレクトリ構成などの生成ルールは、事前にCSS、テンプレートによって設定・調整しておきます。
前バージョンとの相違点
一般的には、前バージョンであるMovable Type 3.xシリーズと比較して、以下のような相違点があります。
- インストール方法は従来のMovable Type 3.xシリーズと比較すると、親切なインストールウィザードを持つために随分と簡単になった。
- 従来のMovable Type 3.xシリーズとは全く異なる管理画面を持つ。
- 記事の投稿には、変換なし、改行を変換、Markdown、Markdown+SmartyPants、リッチテキスト、Textile2などの入力モードをユーザーが好みに応じて自由に切り替えることができるWYSIWYGエディタを持つ。
- ファイルマネージャー機能は、単なるアイテムのアップローダーとしてだけではなく、管理画面よりアップロードした各ファイルの管理なども行うことが可能である。
- これまでのブログ記事作成機能(エントリ)機能に加え、ウェブページ作成機能とフォルダー生成・管理機能も加わった。これまでカスタムテンプレートで生成していたプロフィールページなども、ブログの管理下におけるウェブページとして生成ができる。
- テンプレートタグは従来のものに加え、更にアイテム・管理者・フォルダ・ウェブページ・コメント・フィードなどに関係するものを中心に多数追加され、テンプレートラグ・モデファイアも多数追加されている。
- バックアップ・リストアは従来のMovable Type 3.xシリーズと比較すると大幅に改善されており、完全なエクスポート・インポート機能に加え、管理環境まで含めたブログ単位丸ごとの完全バックアップと復旧機能も搭載されている。
- テンプレートデザインは従来のMovable Type 3.xシリーズとは全く異なるもので、最初からモジュール化が施されており、アーカイブマッピングなども新しい種類のものが追加されている。デフォルトテンプレートの構造を変更しなければスタイルキャッチャーが使用できる。
- ライセンス料は従来のMovable Type 3.xシリーズと比較すると価格は上がっており、税込み52500円である。なお、従来と同じく、個人非営利であれば製品版と同じものを使用することが可能である。
また、2008年1月にリリースされたMovable Type 4.1は、前バージョンであるMovable Type 4.0xと比較して、大幅な機能強化がなされました。機能強化がなされた点を以下に列挙します。
- プロフィール画像登録機能の追加
- 管理画面の改良
- テンプレートセット機能の追加
- 汎用ウェブサイトテンプレートセットの追加
- IETF Atom パブリッシング・プロトコル (RFC5023) をサポート。
- テンプレートタグ・モデファイア・環境変数の追加
- カスタムフィールド機能の追加
ブログ記事とウェブページの役割分担
従来のMovable Type 3.xシリーズでは、プロフィールページなどはカスタムテンプレートを作成して自力で構築していた事例も多く見受けられましたが、Movable Type 4では、このようなページを構築するのに最適な「ウェブページ」と「フォルダ」を生成する機能が追加されました。
ブログは新しい情報のコンテンツを管理するのに適しています。
- 頻繁に記事の更新(追加)を行う場合に使用。
- 更新情報を外部へ通知(RSSフィード,Ping更新通知)。
- カテゴリーや投稿日など、同じコンテンツをアーカイブで整理して公開可能。
- 管理は管理ページから行うことができる。
ウェブページは、プロフィールページ、リンク集ページ、会社案内などの個別ページを管理するのに適しています。
- ページを一度生成したら、更新はあまり行わない記事に使用。
- 一般的にサイトのグローバルナビゲーションのリンク先となるような記事に使用。
- 記事をカテゴリーではなく、フォルダで管理。ファイル名も自分で指定する。
- 管理は管理ページから行うことができる。
企業サイトへの適用
Movable Type 4を上手に使えば、企業サイトとして十分なクオリティを持つWebサイトを構築することが可能です。
そればかりか、以下のような大きなメリットも期待できます。
- Movale Type 4は優れたCMSであるが故、Webサイトの維持管理が容易になる。記事の追加、編集、Webサイト全体の構造・デザインの変更、柔軟なカスタマイズも容易である。
- サイトデザインを外注へ発注し、出来上がった雛型に対して自社では記事の追加(記事投稿者、ライター)を行うといった、Webサイトの分離構築が可能である。これにより大幅なコストダウンを計ることができる。
- ブログサイトの特色である、XHTML+CSSによるWeb標準な構造のサイト構築を実現しやすい。 XHTML+CSSによるWebサイトは、一般的にコンテンツの文章に装飾タグなどの余計なデータを含まないので、ファイル容量が軽く検索エンジンなどとの親和性が高い。
- フィード、トラックバック、コメント処理はMovable Type 4のほうで処理を行ってくれる。サイト観覧者とのコミュニケーションが計りやすい。なお、これらは必要なければ外すことも容易である。
権限の設定やグループ管理
Movable Type 4では、ひとつのWebサイトの構築において、担当部位の異なる担当者ごとに様々な管理権限を設定することが可能です。Movable Type 4には、大きく分けてシステムの管理権限とブログの管理権限の二種類の権限があります。
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管理者の役割
管理者は、サイト導入に関わる設定、サイト設計、維持管理など、Webサイトを統括管理する役割を持ちます。Webサイト導入に関わる管理者は、Webサーバー、データベース、CGI、FTPなどの操作に関わる知識や、効率的なWebサイトを構築する為の専門的な知識を要します。
参考:http://movabletype.jp/documentation/#sysadmin
一般的には「システム管理者」「ブログ管理者」は、次のリストにあるような管理を行います。
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デザイナーの役割
デザイナーは、サイトのテンプレートに関わる作業(テンプレート設計、CSSの調整)など、Webサイトの構造的な設計や見た目などを調整する役割を持ちます。ここで言う「デザイナー」は、XHTMLに関する専門知識、CSSに関する専門知識、テンプレートタグに関する専門知識などを必要とします。
参考:http://movabletype.jp/documentation/#designer
一般的には「デザイナー」は、次のリストにあるような作業を行います。
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記事投稿者の役割
通常、Webサイトを運営するユーザーが記事投稿を行います。管理者やデザイナーには該当しない場合も多いです。
必須ではないのですが、記事投稿においては正しいマークアップを行うことが望ましいです。
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